君は風なのさ

2004年2月16日 scribbled
君の髪が風の中で流れていった。
「流れ髪の君は、とても、素的です」
そう言うと君はクスッと笑い、君の好きなユウを飲み干す。

君の好きなサイダ−の歌、ボクが唄うたび、
いつも横目で聞いてるんです。

終わる時待って、君はクスツと笑い、
皮肉ぽっく「よかったぁ」とポツリ。

熱い熱いお茶を飲み、ポツリ、ポツリ、話しかける。君は風。

熱い、熱いお茶を飲み、ポツリ、ポツリ、話しかける。君は風。

知らずに通る道に、見知らずの花は咲き、
名もない僕と君は出会ったのだろう。
季節の移ろいも流れていく景色にさえ、Good。

遠くに時が行こうとも行かずとも、
君の
僕の
印された熱いモノが消えない。

誰も、君も僕も消せはしないのさ。

行く道帰り道、昨日から昨日へと行く人の
気持ちがわかるならば、君も僕もありえない人だったよね。

萌えるような胸に、風が、風が、ただ吹いている。
それで、いいよね。

ただ、それだけで、何もないと振り返り
そして、また、歩いていくだけのこと。

いつかの道を、また、歩き。
思うのさ。

それでいいんだと、今は思える俺は
今も風の中なのさ。

ふふ、いいだろう。ねっ。ほらぁ、ふふふ。

だから、君は風なのさ。

再開を願い信じてるだけ。

読み返す度に、きずかなった君はそこにいる。

時が経ち、尚も香る風。

君は、風。

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