銀行提出書類の取付けは主にM女史に任せている。
彼女によれば、クライアント先の奥様が「俺のうわさ」
を確認したがっては、尋ねられる事が最近多いのだそうだ。

もともとに隠し事が「下手」な俺ではあるものの、従来より
メ−カ−をはじめとして、知れたことなので隠すこともない。
当然に「風評」は流れていても不思議はないことではある。

一般的には「個人生活のふしだら」は仕事に悪影響を及ぼす
のであろうが、ふざけたことに年配諸氏のオヤジ族には、別
の捉えかたを(どうやら)されているようであり、マダムには
興味を募らせているらしい。

割り切られた関係であり、俺の仕事とは無人格にあるようだ。

調停に申し立て出頭された時も、2度目には調停員二人共に
俺のサイドから考える「結末」となって彼女は憤慨した事を
思い出す。(結局普通の協議に)

「あなたは口がうまいから、どうせ言いくるめたんでしょ!」

とんでもない。普通に経過を述べ、淡々と心情を述べただけ
だったのだ。元より、俺自身だけについて考えれば1ヶ月分
の現金さえあれば、何も困らないのだから・・・・。

自分自身の案件で詳細を考察し、クライアントの時のように、
立ち回りたくないものだ。両手広げて潔くが一番俺には似合っ
ているからだ。

人生には嫌味な一面もあるのだと知った。

メインとはしていない男女間の相談が増えたのだ。

金が動くとき俺には仕事となる。

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