お見舞い

2004年7月20日 scribbled
-第一話-
俺がこの業界に飛び込む決心をする時、裏伝説に近い「無冠の帝王」と言われた、
とある女史に相談したのだった。

俺の才能を、俺が二十歳の時に見出していた。
幹部候補生級として推薦してくれるとも誘われた。
しかし、年老いた二親を抱えていた俺には、無理な成り行きだったのだ。
今でも思う。東京をあきらめ、あいつもあきらめ、二親を選択した俺がくやしい。
平成7年における「俺の決断」を実行する勇気が当時にあれば、と。
後悔とくやしさも未だ少しだ。
いいや、過ぎてしまえば何事においても、取りこぼしたことを残念に感じるものだ。
欲張りもホドホドにしないといけない。

俺の決心で、彼女曰く。
「男が決めたこと、何も今後において悔いることはない」
こう言って俺に勇気を与えてくれた。
そして、
「甥っ子で、○○(俺の名字)と同じのがいるから紹介
 するよ」と、紹介されたのが、何と同級生だった。
中学以来で、ほんとうに世間の狭さにビックリしたものだった。

ま、その後はぜ-んぶ省略して、俺はそれなりに運良く成り上がり続けている訳だ。
ゼロの時に俺を支援していただいた方々には「ソラッ見た事か」と自慢になっている。
「ただの石も流され擦られ玉砂利となり」だ。

その甥っ子(同業者で同級生)がアキレス腱を切断して入院したと言うので、伊豆の
仕事を兼ねて今日、お見舞いに行ってきた。

久しぶりもあったが、いろいろと話をした。
で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成14年の暮れに離婚していたのだ。
何故!?
奥さんが・・・・・・・6つ年下の男と・・・
娘さん二人も「止む無く、いっしょ」とのこと。

彼の業績は俺の約七分の一・・・奥さんがパ−トに。

それだけではないだろうが・・・・・・・・・・。
しかし、あの地域で40万以上であれば・・・・。

「いいの探すよ」って、彼が別れ際にポツリ.....。

エメラルドの海の色も、夕暮れの青い空も、どこかさみしい感じだ。
そう、生きているということ。

-第二話-
戻ってTVを何気につけた。
おお、おひさぁ〜〜。
観月じゃないか!
大人色帯びて、また一段と女が上がったような(デレ;
やはり、色白美形にはブラック!大和撫子じゃい!!
しかし、彼女と瑠璃はだぶる、だぶる・・・。
観月を♭2きつい目にすれば、oh!!そのまんまと言いたい。
赤と黒と白の組合せもシンプルに最高のいいオンナだ。

外アイテムでは「酒強い」「歌うまい」「きつい性格」
「感情的」「1m68」「俺と同じ黒の革ジャン」「タバコ」
内アイテムでは「涙もろい」「愚痴っぽい」「ケンカっ早い」
「あれ上手」「タフ」「以外に料理出来る」「香水」「服飾」
そして、ダントツは「デザイン画」をつくれること。

少し感傷的に帰宅した俺には、ささやかな「ほっ」だった。

彼女は、あれからどこに消えたのだろう。
プレゼントされた赤と銀チェックのネクタイは残された。
猫のような女だった、まさに。

それにつけても、暑中お見舞い申し上げます!

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