嵐山の旅館○ん○んに泊まり、過す予定であったが、チェックインの時間のことでメ−ルと電話にてフロントと交渉している内に、担当の方の不愛想に「推して知るべし」を感じ、すべてをキャンセルしたのだった。
これを切っ掛けとして「宿」中心で探しあぐねた結果、長良川の十八楼。仕事の関係から24日の一泊とならざる得なかったものの、じゃらんnetの口コミの良さを頼りに、そして当地には心懸かることも手伝って急遽変更とした。
我ながら、変わらず短気。その京都の旅館に生涯泊まることはないだろう。
いつもながらに、西へと走るほどに元気になっていくのは不思議だ。明らかにカラダもイキイキとしていくのを感じる。向かっていることが、まるで何かに解放され、家路を急ぐ時のような躍動感でいっぱいになっている。
ふふ、実際の家路は遠距離感で飽和、遠回りして・・・だが。
十八楼に着く、古い家並みの風景がなつかしい。駐車場係員の丁寧且つ速やかな誘導で車を降りる。フロントでチェックインを済ませると支配人らしき方に案内されて最上階712号室に向かう。廊下のロケ−ションたるや外で見た家並みを連想させる。ほのかなお香のたたずまいと夕暮れ時の趣や、大変と和み落ち着くものだ。そうだ、エレベタ−内に小さなイスがあったが、お年寄りや足腰の弱い方にはありがたいだろう。半月版を損傷している俺には何となく、そう思えて、配慮を感じぜずにはいられない。ちょっとしたこと、立場・目線を変えること、なかなか考えるより実践するは容易くないものだ。
お目当ての部屋にある露天風呂は、階下に鵜飼いの船着場を見下ろし、対岸には都ホテルと国際会議場が見える。夕に夜に朝にと、お風呂につかり、信楽焼きの浴槽はゆったりと大きく、開放的な気分を満喫出来る。そうそう、大浴場の長良川温泉は有馬温泉までいかないが、茶褐色で肌になじみも良く、気持ち香りも良い。こちらにも露天があり爽快だった。感心したのは、入口のスリッパの紫外線による殺菌ボックス、ありがたい。俺は水虫ではないが、過去にボ−リングのレンタルシュ−ズや客先のスリッパから感染したことがあるからだ。それ以来、抗菌の靴下党で、この時も部屋に備え付けられている靴下を履いてのスリッパだったが、安心したのだった。お風呂の係員の男性は、あいさつはしっかりだが、寡黙に室内と風呂場の整理にとよく働く。これも感心した。目立たず、じゃませずの姿勢だ。もうひとつの浴場には入らなかったのだが、次回ということにしよう。きっと、満足するにまちがいないだろう。
夕食は「女郎花(おみなえし)」の懐石。十二の立てに三十六品目以上が並ぶ。調理場から部屋に出される数十分の間がなければ☆5つと見受けるが、現場で☆4つと生意気を申し上げておこう。ただし、「鮎の塩焼き」は絶品だ。褒めようが無いほどに素晴らしい。昔々、養老の滝での食したものとは雲泥の差だ、ほんとうはキライな部類の料理だったのだが、本物はちがうという現実を目の当たりにしたものだ。くどいが、味はもちろんのことだが、身のほぐれがすばらしく絶品である。
食事は別室の個室だったのだが、窓の外に岐阜城がそびえ立っていた。金華山の頂上にコツンと鎮座する様を見ては、難攻不落と言われたのも当然であると感じた。客室係りの女性Tさんの応対もよく、岐阜城の普請の話を聞きながら、気持ちよく酒に料理にと箸はすすんだ。
部屋に戻ってはテラスの露天風呂と夜景を繰り返し、ビ−ルを共に楽しんだのだった。
チェックアウトを済ませる前に、ラウンジでサ−ビス券でのコ−ヒ−を飲む。和モダンを基調としているのだが、俺の車とどこか相性がいい・・・とにかく、館内・部屋もそうだったが、綺麗で清潔なのだ。「知ったかぶり」をしたい俺は、文句も出ない。敢えて上げれば、部屋と部屋のテラスのフェンスが境目の壁の長さだけホコリ落としをしていないだけだろうか・・・
困った事は、これからの宿選びは十八楼が基準値になるだろうってこと。いや、困ったもんだ。このお宿、良すぎたのだ。
岐阜城に登る、はじめてなのだ。ロ−プウェイですぐかと思いきや、、、、歩く歩く登る登る、、、汗だくとなり右膝が悲鳴をあげてしまった。天守閣から岐阜をぐるっと見渡す、ホ−ムグランドの小田原城とは趣がちがうが、伊吹山方面に目を凝らす。静かな息を整え、別の方角景色を意識的に見渡しては、また戻る。ひととおり天空の風に気が紛れたところで城を下った。
昼食で場当たりに立ち寄ったのが「吉照庵」、とろざるとせいろを食べた。出される少し前に、外で事務所と連絡をとっていたのだが、「出来ましたので」「お早くお食べ下さい」との催促で店の人に呼ばれてしまった。
ふふ、悪い気がしないわけがない。こだわりOKです。近々、新装開店予定で、ここには皇太子様が立ち寄られているお写真があった。すごいお店だったのか、な。
その後、わがままも思わず車は東へ、殺伐なところへ。
これを切っ掛けとして「宿」中心で探しあぐねた結果、長良川の十八楼。仕事の関係から24日の一泊とならざる得なかったものの、じゃらんnetの口コミの良さを頼りに、そして当地には心懸かることも手伝って急遽変更とした。
我ながら、変わらず短気。その京都の旅館に生涯泊まることはないだろう。
いつもながらに、西へと走るほどに元気になっていくのは不思議だ。明らかにカラダもイキイキとしていくのを感じる。向かっていることが、まるで何かに解放され、家路を急ぐ時のような躍動感でいっぱいになっている。
ふふ、実際の家路は遠距離感で飽和、遠回りして・・・だが。
十八楼に着く、古い家並みの風景がなつかしい。駐車場係員の丁寧且つ速やかな誘導で車を降りる。フロントでチェックインを済ませると支配人らしき方に案内されて最上階712号室に向かう。廊下のロケ−ションたるや外で見た家並みを連想させる。ほのかなお香のたたずまいと夕暮れ時の趣や、大変と和み落ち着くものだ。そうだ、エレベタ−内に小さなイスがあったが、お年寄りや足腰の弱い方にはありがたいだろう。半月版を損傷している俺には何となく、そう思えて、配慮を感じぜずにはいられない。ちょっとしたこと、立場・目線を変えること、なかなか考えるより実践するは容易くないものだ。
お目当ての部屋にある露天風呂は、階下に鵜飼いの船着場を見下ろし、対岸には都ホテルと国際会議場が見える。夕に夜に朝にと、お風呂につかり、信楽焼きの浴槽はゆったりと大きく、開放的な気分を満喫出来る。そうそう、大浴場の長良川温泉は有馬温泉までいかないが、茶褐色で肌になじみも良く、気持ち香りも良い。こちらにも露天があり爽快だった。感心したのは、入口のスリッパの紫外線による殺菌ボックス、ありがたい。俺は水虫ではないが、過去にボ−リングのレンタルシュ−ズや客先のスリッパから感染したことがあるからだ。それ以来、抗菌の靴下党で、この時も部屋に備え付けられている靴下を履いてのスリッパだったが、安心したのだった。お風呂の係員の男性は、あいさつはしっかりだが、寡黙に室内と風呂場の整理にとよく働く。これも感心した。目立たず、じゃませずの姿勢だ。もうひとつの浴場には入らなかったのだが、次回ということにしよう。きっと、満足するにまちがいないだろう。
夕食は「女郎花(おみなえし)」の懐石。十二の立てに三十六品目以上が並ぶ。調理場から部屋に出される数十分の間がなければ☆5つと見受けるが、現場で☆4つと生意気を申し上げておこう。ただし、「鮎の塩焼き」は絶品だ。褒めようが無いほどに素晴らしい。昔々、養老の滝での食したものとは雲泥の差だ、ほんとうはキライな部類の料理だったのだが、本物はちがうという現実を目の当たりにしたものだ。くどいが、味はもちろんのことだが、身のほぐれがすばらしく絶品である。
食事は別室の個室だったのだが、窓の外に岐阜城がそびえ立っていた。金華山の頂上にコツンと鎮座する様を見ては、難攻不落と言われたのも当然であると感じた。客室係りの女性Tさんの応対もよく、岐阜城の普請の話を聞きながら、気持ちよく酒に料理にと箸はすすんだ。
部屋に戻ってはテラスの露天風呂と夜景を繰り返し、ビ−ルを共に楽しんだのだった。
チェックアウトを済ませる前に、ラウンジでサ−ビス券でのコ−ヒ−を飲む。和モダンを基調としているのだが、俺の車とどこか相性がいい・・・とにかく、館内・部屋もそうだったが、綺麗で清潔なのだ。「知ったかぶり」をしたい俺は、文句も出ない。敢えて上げれば、部屋と部屋のテラスのフェンスが境目の壁の長さだけホコリ落としをしていないだけだろうか・・・
困った事は、これからの宿選びは十八楼が基準値になるだろうってこと。いや、困ったもんだ。このお宿、良すぎたのだ。
岐阜城に登る、はじめてなのだ。ロ−プウェイですぐかと思いきや、、、、歩く歩く登る登る、、、汗だくとなり右膝が悲鳴をあげてしまった。天守閣から岐阜をぐるっと見渡す、ホ−ムグランドの小田原城とは趣がちがうが、伊吹山方面に目を凝らす。静かな息を整え、別の方角景色を意識的に見渡しては、また戻る。ひととおり天空の風に気が紛れたところで城を下った。
昼食で場当たりに立ち寄ったのが「吉照庵」、とろざるとせいろを食べた。出される少し前に、外で事務所と連絡をとっていたのだが、「出来ましたので」「お早くお食べ下さい」との催促で店の人に呼ばれてしまった。
ふふ、悪い気がしないわけがない。こだわりOKです。近々、新装開店予定で、ここには皇太子様が立ち寄られているお写真があった。すごいお店だったのか、な。
その後、わがままも思わず車は東へ、殺伐なところへ。
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