N曲線

2008年7月5日 scribbled
 N曲線
 一度に知りたい事を聞き出すは情熱
 二度に渡って 更に聞き直すは熱意
 三度に至って尚も聞き出すのは恋だ

 無限に同化したように 繰り返せば
 それは もうすぐということかもね

 忘れるという自動復元的な時間の事

 見える物も見えない物もそこにある

 聞かない男よりはいいかも知れない
 お尋ね者にバラを
 仕事を差し引いたら
 何かを取り除いたら
 と
 例えばそんな命題を
 誰彼となく聞いてみる

 To err is human,
  to forgive divine

 何かが残る と言える人と
 何も残らないと不安する人

 先ずは腰掛けてみるがいい

 と
 いい加減いい女
 失くしたはずの つぶやきが
 フロッピ−ディスクの中から
 出て来た

 鮮やかにも蘇えるその頃の事

 何度となく読み返しては 思う

 あの時のあの時に 
 今があったならと
 
 いや、今とは今の自分の事だ

 You cannot teach an old dog new tricks

 まだ、だいじょうぶ だ

 魔法の水

2008年7月2日 scribbled
 魔法の水
 飲んでは醒めて  醒めては飲んで
 覚えのない言動と意味のない語らい

 得体の知れない何かに動かされては
 ただただ、酒を飲み込む

 遠くに 近くに 後ろ向きの女がいて
 いいのか悪いのか ちょっと気にして

 店を出た

 A man is as old as he feels,
  and a woman as old as she looks.
 くつろいで候
 片道240kmの道程を

 行きは100kで走り、

 帰りは80kで走って来た

 ヤツは行きも帰りも90kで走る

 どちらが早く戻ったか

 思い当たる事ではある

 人生においても
静寂を守るピア−ノ
 とにかく、は 眠りたい
 それだけで、いい、と思う
 とにかく、音 のないところへ
 灯りのない、暗い、静寂へ

 老いて枯れて反れて勢いても
 とにかくは、女のいないところへ
 今夜も漁るように探している

 とにかくは、静寂、眠りたい

 とにかく、は 眠りたい


http://jp.youtube.com/watch?v=pkc5PqQoaRo

http://jp.youtube.com/watch?v=lCKMaIK66Tw

http://jp.youtube.com/watch?v=ET6WIoixRf4
 

 妄想の限界

2008年6月22日 scribbled
 妄想の限界
 すべての物に命あるならば
 生きているってことなのか

 物に囲まれないことはなく
 孤独なんて妄想が生まれた

 水底より見上げる世界には
 何かがあると思ったとして
 動かない事がいちばんいい

 傷付かないことだけで限界
偽書の理と浅きおもひ、岡崎にて
人の一生は重荷を負うて
遠き路を行くがごとし
いそぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
こころに望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝つことばかり知りて
まくるを知らざれば
害その身にいたる
おのれを責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるにまされり

遠い悲しみ

2008年6月20日 scribbled
遠い悲しみ
 うつむいていないで  ここまでいらっしゃい
 と、 誰かが呼んだような気がして振り返る
 そんな自分に決別出来ずにいる遠い悲しみ

 もどることはない

 
http://jp.youtube.com/watch?v=SQpUKkUM7ZY&;

白い世界

2008年6月16日 scribbled

透過する力

2008年6月12日 scribbled
透過する力
 おまえが大きらいだ

 だから、

 
 おまえは

 
 そうなった

 いや、遅かれ早かれ
 そうなる

 
 例外は
 多分に

 ない

 透過のちからで


http://jp.youtube.com/watch?v=gRenYMu4hAY&;

http://jp.youtube.com/watch?v=x6iAXRUgpFk&;

http://jp.youtube.com/watch?v=wrqiSXSS-bM&;

http://jp.youtube.com/watch?v=0iJcdDjqm2w&;

http://jp.youtube.com/watch?v=qefRDxRztYU&;
黄昏にマイソング
 この静かな訪れに
 何を想ってみよう
 巡らすだけで
 充ちてくるのが判る
 難しい処へ
 向かっている
 訳ではない
 今日の終りの
 帰り道だ
 このまま
 明日が
 遠い時間に
 なるといいのだが
俺の部屋の前の通路に自身満々の小窓
大きいか小さいか、それは関係ないようだ
だって、大きいのも小さいのも縮図の関係
その、縮図がままならないことが妙の呟き

小さい時に僕たちは基地をつくった
それは秘密でなければいけなかった
でも、次の日には隊員が増え、また、
その次の日にはどんどん増えてった。

もう、秘密基地なんかじゃなくてね。
よくは知らないけど遊園地ってやつ。

大きいのがいいことのマチガイを知ったけど、
小さいのは、どこかで大きくしたい、報せたいって悪魔がいるんだってのを知った。

大人になった気分の今でさえ、新しい基地が欲しい。
だって、小さいのがいいことのマチガイを知ったから。

ほんとうのかんちがいを少し知っている気分の俺は、
それほどの自己嫌悪に悩ませられることもなく今日も生きている。

大きいか小さいか、それは関係ないようだ
だって、
休日とオリ−ブオイルと男心
小瓶のオリ−ブオイルと使い込んだ布で箸を磨く。
コレクタ−手前までだが別物に思えるのが不思議。

あちこちの高級割烹の店へ出かけても料理の寸評は一番最後だ。
目で始まり、目と舌で終える。
そもそも、美味しい日本酒に料理なのか、美味しい料理に日本酒なのか怪しいところ。

隣人は言い除けた。
「おまえ、目で始まり目と舌で終えるんだ」
「女で始まったから女で終える」ってのはどう?

俺は言い受けて、「隠れて終えたい」と返した。

休息の合間

2008年6月7日 scribbled
休息の合間
 最近の俺はケ−キを食す。

 普通に注文する俺は誰?

 間も無く船中八策に至りて

 店の箸を二膳買い求めたり

 今日の鬱憤を飲み干したる。
置き忘れの通知
 忘れ物、と、女性が声を掛けている。
 
 それを、見て、聞いて、俺は想い巡らす。

 いや、忘れ物って何?ってだけのはなし。

 ふふん。

 /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 路上で言い争いをする30代の男性二人。
 傍らに歩み寄った女性が、何やら参戦??
 女性がその一人の男性に対峙しだした。
 タイミング、俺はその横を通りすぎる。
 会話の名詞でどうやら兄妹らしく、代わった男性はその妹の夫らしく。
 それを、見て、聞いて、俺は想い巡らす。
 さて、何が原因なんだろ?
 ああん、愚問であった。。

 いや、羨ましい?ってだけのはなし。
 ふふん、ふふん。
 だ

 

欅の道

2008年6月4日 scribbled
欅の道
 あれもこれも世は物価の上昇が収まらない。
 来月からの更なる殺到も昨年の決め事通り。
 何かの前には混乱が必要であり右往左往と、
 させておかなければならないものだ。
 右を向いた瞬間に左で仕事をする。
 左に向き変わった時に右も思い切り変える。
 これで「もと」のスケ−ルはリセットだ。
 衆愚と成すは衆愚である事を忘れさせる事。
 いよいよ、はじまる。

 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 夜明けにほったらかし温泉に浸かり、眼下のまちと
 富士の御顔を眺める。朝の安静にすずめたちと語る。
 去来する時間に誘われて無言館へ。
 ただただ遺品に、葉書に、何度も何度も向かう。
 そして、欅の道と千曲川尼が淵城。
 常に変わる己の軸の常態を確認せん。

 集まりたる気配の中を数分で抜けた。

手紙

2008年5月29日 scribbled
手紙
 遠く遠く 離れていても
 君が泣いた時は 会いに行くよ

 いつも同じ電車で 人波の中へ
 都会なら 夢は叶うと信じてた

 遠く遠く 離れていても
 君がそこにいるから 僕は行ける

 「次に会えるのはいつ?」電話の向こう
 ここまで 一体何をしに来たんだろう・・・・

 次に会える時には 一歩でも前に進めてたなら
 そんな自分を見せたい そんな自分で会いたい

 遠く遠く 離れてるから
 余計愛しく思う どんな時も

 遠く遠く 離れていても
 君が泣いた時は 会いに行くよ

 どんな時も 会いに行くよ

                  by 諫山実生



空きビンの情景
 目を以って綺麗と言うやに
 目を持ち合わせずに語りて
 したり顔の案山子に勝らん

 肌を通じて感じると思えば
 目を持って歓喜の道に入る

 熟(な)れない者と熟(う)れた者の間
  
 触れる指ひとつで いく

 まちがいなく出来る事やに

 溢れる命道への銀の絨毯と
 暫らく鎖されていた根源の
 変身に連れ立って匂い立つ

 素晴らしきかな天明の如し白龍が舞い下りて駆け上る
あるがままのいきかた
 火傷をしても 懲りない
 なんてのは、
 知らないんだよ

 子供は火傷を知らない


http://www.youtube.com/watch?v=nuxT_7JE5zY&;

1 2 3 4 5 6 7 8 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索