熱いたまごが好き
 続けてよっつ 眠ってひとつ

 寝返りをしたなら またひとつ

 止めどない喝采で 舞台に立つ
 故たる色の徘徊
 ままならぬままならぬとは 夢のこと
 あるがままあるがままとは尽きぬ事
 どうでもよくなれば 幸いですと言い
 かなり辛ければ誰かのしわざと思う
 ままならぬあるがままでは眠れない
静寂を守るピア−ノ
 とにかく、は 眠りたい
 それだけで、いい、と思う
 とにかく、音 のないところへ
 灯りのない、暗い、静寂へ

 老いて枯れて反れて勢いても
 とにかくは、女のいないところへ
 今夜も漁るように探している

 とにかくは、静寂、眠りたい

 とにかく、は 眠りたい


http://jp.youtube.com/watch?v=pkc5PqQoaRo

http://jp.youtube.com/watch?v=lCKMaIK66Tw

http://jp.youtube.com/watch?v=ET6WIoixRf4
 
あの夜から昨日へ
 君と出会ったのは
 暮れも暮れ大晦日
 だったよね

 ふと、目にしたよ

 通りすがりの人に
 何が言えたんだろ
 そんなことでさえ
 どうでもいいって
 思えた あの夜に

 きみ、うたってた

 二人でわけあった
 あの熱いヌ−ドル
 秋も深くとけてた
 音の止まった時に

 思い出されていく

 きみ、うたってた

 城山の小さな公園
 空を行く鳥たちに
 手を 振っていた

 そんな、二人でも

 通りすがりの人に
 何が言えたんだろ
 そんなことでさえ
 どうでもいいって
 思えた あの夜に

 きみ、うたってた

 16だった僕たちは
 ただ、ただ
 抱き合うだけで、
 暮れていく夜へと
 息をひそめていた

 そして、
 君は俺の目を見ていた
 じっと

http://jp.youtube.com/watch?v=tLb382OclBk&;hret529

http://jp.youtube.com/watch?v=n-9lE2C-suE
緑色のブレスレット
 とりとめのない言葉が
 紫色の雲に連れられて
 ながれていく

 緑色の人生にあこがれて
 まっ白な道を好きなだけ
 走って行った君を探して

 今日もぽっかり浮いた雲

 かけがえのない笑顔が
 オレンジの花に包まれ
 遠ざかってく

 振向いても振向いても
 つかむ事など出来ない
 過ぎたる時間
 
 緑色の人生にあこがれて
 まっ白な道を好きなだけ
 走って行った君を探して

 今日もぽっかり浮いた雲

 緑色の人生にあこがれて
 まっ白な道を好きなだけ
 走って行った君を探して

 今日もぽっかり浮いた雲

 君と僕の  ラブソング
 この日 生まれて消えた
 いつのまにか 君は・・・

 http://jp.youtube.com/watch?v=g3ZP7Ij511o

 妄想の限界

2008年6月22日 scribbled
 妄想の限界
 すべての物に命あるならば
 生きているってことなのか

 物に囲まれないことはなく
 孤独なんて妄想が生まれた

 水底より見上げる世界には
 何かがあると思ったとして
 動かない事がいちばんいい

 傷付かないことだけで限界
偽書の理と浅きおもひ、岡崎にて
人の一生は重荷を負うて
遠き路を行くがごとし
いそぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
こころに望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝つことばかり知りて
まくるを知らざれば
害その身にいたる
おのれを責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるにまされり

遠い悲しみ

2008年6月20日 scribbled
遠い悲しみ
 うつむいていないで  ここまでいらっしゃい
 と、 誰かが呼んだような気がして振り返る
 そんな自分に決別出来ずにいる遠い悲しみ

 もどることはない

 
http://jp.youtube.com/watch?v=SQpUKkUM7ZY&;
棘はいらないから
 ここを早く抜け出して 君の匂いがわかる所へいきたい

 何もしなくても間に合う  君のぬくもりがつたわる所へ

 棘の多いふふんモドキに包囲されている俺は萎縮破綻

 早くここを 抜け出して

 君の肌にしみこみたい

 http://jp.youtube.com/watch?v=c-qGAJG9UW0&;
更紗色に抱かれたなら走れ
 光るようなスクラップは 今日も走る
 自分の中でギギギとうめく音がして
 バパキンと折れるまで止められない

 壊れるまでの燃焼

 いちばん美しいよ

 いつだって、ギリギリで

 いい

 峠を目指すのではなくて

 そのままにスクラップは

 光り続けて、走り抜ける

 おうあ、夜明けにピ−ス

 そうやって ここまで来た

 http://jp.youtube.com/watch?v=8hPMWs54Nn8&;

変心

2008年6月17日 prose
変心
 憂鬱な夕焼けを背負って
 帰るなんてのは柄じゃなくて
 暗い顔して笑ってるTV
 を見て泣いてる場合じゃない
 大きな宝物が足元に落ちてる
 はしゃいでるガキは愉快
 眺めてるだけで 腐っていく
 仮面ライダ−にかぶれた
 大きなベルトにゴキ色のヘア
 大きな不幸と 小さな不幸は
 時をひっくり反して並んでる

 いいものを あきらめて
 あるものを 認めなさい
 認められれば見慣れます
 見慣れれば マヒします

 ガサついた生地に石の布を
 巻いたなら

 もう わからなくていいと

 うつ伏せるだけ

六月の子守唄

2008年6月17日 prose
六月の子守唄
 真夜中に君からのメ−ルが来て
 俺は 裸のままでベッドを降りる

 手を伸ばすと 遠ざかる床は傾く
 すべり台の上に立ったかの感覚
 先ほどまでの映像の終りがない
 ままに足元から崩れていくんだ

 眠れ眠れ眠れ疲れているんだよ

 明け方に君からのメ−ルが来て
 立ち上がった髪の毛がふるえる

 水色の世界が俺を抱きしめてる
 誰かが今も遠くから呼んでいる
 先ほどまでの映像の終りがない
 ままに足元から崩れていくんだ

 起きろ起きろ起きろ起きなさい

 言わずとも  起きているままさ
 寝ても覚めず 覚めてねむらず

 遠い遠い遠いその音はどこかで
 止む事無く俺を呼び続けている

 母が風に舞い空へ出かけて26年

 起きろ起きろ起きろ 起きなさい

 http://jp.youtube.com/watch?v=YzGXBctEJAk&;

白い世界

2008年6月16日 scribbled
ゆるやかに記憶して
 見知らぬ土地ではなくて
 見覚えのある川が流れる
 ゆるやかに思えるところ
 もちろん、急な坂もあり
 錆色の鉄の道だってある

 陽だまりの中をすり抜け
 気がついたら星空に灯り
 返り付く時はいつも夜だ

 そんな思い出がある

 http://jp.youtube.com/watch?v=z9G8_6IwNj8&;hret529
海辺の絵本に向かい
 おやすみなさいと ささやくよな声に
 誘われて眠る俺に 海辺の絵本を渡す
 はるかに遠くへ  はるかに遠くへと

 風になれたならと 俺は言い 

 君は頷く

 小さな花びら舞い 見知らぬ野辺まで
 着いたなら唄おう 遠い歌 君は風を

 風になれたならと 俺は言い 

 君は頷く


http://jp.youtube.com/watch?v=qszGVx9LtCI&;
月下を越えて夜明けの道
 暗い夜を求めて月下へ向かう
 かなりの妖気と妖臭が欲しい

 突き通すように染み入る視線

 いつもの街でしこたま飲んで
 いつもの街で王様の舞踏会
 誰もかれも大騒ぎになったら
 Bye Bye Good Bye
 君の手を引いて持ち去るだけ

 引き潮と満潮 繰り返したら

 俺を送り届けてくれ

 月下を越えて夜明けの道まで


http://jp.youtube.com/watch?v=ZCDcVmjRJCI&;

透過する力

2008年6月12日 scribbled
透過する力
 おまえが大きらいだ

 だから、

 
 おまえは

 
 そうなった

 いや、遅かれ早かれ
 そうなる

 
 例外は
 多分に

 ない

 透過のちからで


http://jp.youtube.com/watch?v=gRenYMu4hAY&;

http://jp.youtube.com/watch?v=x6iAXRUgpFk&;

http://jp.youtube.com/watch?v=wrqiSXSS-bM&;

http://jp.youtube.com/watch?v=0iJcdDjqm2w&;

http://jp.youtube.com/watch?v=qefRDxRztYU&;
愛しい横顔に夜明けのうたを
 季節は語らない
 季節は染み込む

 そして風景にも
 俺はかたらない

 でも、この夜景
 どこか、愛しい

 だって、
 ワニが横たわる

 君だからだと。
黄昏にマイソング
 この静かな訪れに
 何を想ってみよう
 巡らすだけで
 充ちてくるのが判る
 難しい処へ
 向かっている
 訳ではない
 今日の終りの
 帰り道だ
 このまま
 明日が
 遠い時間に
 なるといいのだが
俺の部屋の前の通路に自身満々の小窓
大きいか小さいか、それは関係ないようだ
だって、大きいのも小さいのも縮図の関係
その、縮図がままならないことが妙の呟き

小さい時に僕たちは基地をつくった
それは秘密でなければいけなかった
でも、次の日には隊員が増え、また、
その次の日にはどんどん増えてった。

もう、秘密基地なんかじゃなくてね。
よくは知らないけど遊園地ってやつ。

大きいのがいいことのマチガイを知ったけど、
小さいのは、どこかで大きくしたい、報せたいって悪魔がいるんだってのを知った。

大人になった気分の今でさえ、新しい基地が欲しい。
だって、小さいのがいいことのマチガイを知ったから。

ほんとうのかんちがいを少し知っている気分の俺は、
それほどの自己嫌悪に悩ませられることもなく今日も生きている。

大きいか小さいか、それは関係ないようだ
だって、

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