後悔

2006年6月9日 scribbled
後悔
「一回の人生、千回喜び、千回泣いて悔いの無いように生きたい」と、いう意味のアドレスに変更したとのメールが届いた。俺は、しばらく、その長いアドレスを見つめていた。青春は真剣に事の大小なくこだわり悩む時間の育成でもあり、また、悩みの始まりである人生の意義の門出であるように思う。短くもあり長い人生は、やはり繰り返すのだと、今さらに思う。青年時代はこれを否定するものなのだろう。

雪景色

2006年6月6日 scribbled
雪景色
何も知らない人が稀な光景を目にすれば奇異でもあり不思議と映るだろう。多くを知る人の場合にはそれはどのように捉えられるのかと言えば純然たる時のことと眺めるだろう。

有り得る有り得ないは一方の話であって最初から有り得ていることを見逃している。

まだ、賑わいは尽きない。

降らずとも積もらぬにしろ雪景色
いずれのことも旅の途中

眠れる矛盾

2006年5月24日 scribbled
眠れる矛盾
常に何かしらの変化を感じるということに
近頃では恐怖めいた気分を感じてならない。

ある読み物で剣客同士の立ち合いにて、
相手の次の動きを予見過ぎるばかりに、
うって出られずにいる場面で心理描写の
件があるのだが、それを思い出している。

迷路のように壁に手を添えて動けば必ず
出られるような安易なことではない。

こんな時は1日でも2日でも寝込むに限る。

だから、でもないが今日は20時間眠り続けた。

しかし、未だ足りない。・・・未だ足りない

女の抗弁

2006年5月19日 scribbled
女の抗弁
ずっと我慢していたのを堪え切れず、リテ−ル先の滝○さんが
奥さんにこう切り出した。

「おまえ、あの男と昨日会っていただろう」
「何のこと、あの男って」
「○田のことに決まってるだろう!」
「昨日もホテル行ってたんだろう!」
「バカ言わないでよ、行ってるわけがないじゃない!」
「嘘を言うな、あいつと関係してるのはわかってたんだからな!」
「変なこと言い出さないでよ・・・・・・・・

世間と言うより、以前から周囲では離婚が目立ってきている。
事実このご夫婦は既に離婚しているのだが、昨日、男性から改めて聞いた話の肝心な部分だった。二組の夫婦でのもめごと、つまりは一般に言うW不倫のパタンで、その後、相手の男(○田さん)の奥さんにより名実白日の下になったのだが、問題なのは「昨日」というところ。真実、その「昨日」には会ってもいないし、ホテルにも当然行っていなかったとのことであった。まさしく「1日前の事」であったらしい。

確かに問いただされたことに嘘は言っていない。滝○さんはなぜ、ここの部分にこだわったのか?解からないでもないが。

嘘は・・・・嘘は言っていない。かぁ
不細工にさよならを告げてみませんか
孤独な遺伝子の原因は俺じゃない。見も知らない遠い世界から降りてきたものだ。人に言われて心当たりがあるかどうかの微細なことで、遥か以前、親父に、ポツンと言われたことを思い出す。

同じ様な毎日の繰り返しの長い連続の中にあり、わずかなる出来事で少しずつズレが生まれる。ただし、問題でもあり、どうであろうとも、当の本人には繰り返しの意識に変わりないのだ。知らず知らずと円の中心は動き続けるものなんだろう。

毎週欠かさず見ている「人生の楽園」に子供のように胸は高まる。これからを想像するということは孤独ではないからだ。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「心臓が15億回打つと、ゾウもネズミも私たち人間も死ぬ。一生に心臓が打つ回数はほぼ同じだそうである。
---人間の場合は40代で打ち終わるのだそうだ。
人類の長い歴史を通じて、本来の寿命はそのくらいだった。50歳以降の老いの時間は、自然界には存在しないもので医療技術などにより人為的に作られた、いうなれば“おまけの人生”」
(本川達雄著『おまけの人生』の吉田直哉による書評より)
陽炎の誘いのままに
小田原に時折、出没するのはそういう訳である
多くの人の一日の始まりのように
決まったように
出掛け
戻る

360度の遠近法で眩暈をおこし
      365恕の区分求積法に混乱する

この目に映るものは眉間から後頭部へ突き抜け
抜けるか否か頭頂部へ弧を描いて垂直に刺さり
右耳で蒸気となる

カウンタ−一番右隅で焼き鳥を2本ずつ4種
2合徳利ふたつ、スタミナ漬を食べている男がいたならば
それは俺である

そういう訳だから・・・
鬼を妊んでその鬼の腹の中を刺す
つまらん奴よと、笑顔で欺く
大層なことを言うあんた、あんただよ
所詮・・・でしょ
な---んて、言わないんだけどね
丸出しで、いいのかな
や、口出しも何もする気はないけれど

俺が言えば、明日風が吹く

吹いてしまう

止められないんだ、所詮な奴よあんたさ

微風そよ風暴風雨・・・・・・

や、口出しも何も
会ったことさえないんだし

鬼を妊んでその鬼がまた、妊む

門が開くのは、所詮、あんたの場合

死んだ後でしょう、恐らくね
「いりゅう」の知らせ
目覚めると「右の耳」の奥でキリッと痛みが走った
中耳炎にも似た鈍痛と、時折のその刺すような痛み
カ−テンの向こうは明るい・・・・・・・今何時だ

「今日は○輪か・・・・」「昼過ぎに出るか」
重いカラダにプ−ルの中の頭でふと思い付く

頭を叩いてみるとポン、プォン、と音がする

どのくらいも経っていないだろう
カ−テンの向こうで・・・・・・

(雷雲が立ち籠み)雷鳴と共に土砂降りとなった

「止めた」

誰かが俺を止めていると思ったのだ

そして、午後は晴天なり

時は今をさして将に来る流れに向かう

2日目の今日もポン、プォン

水のあるところへ、、、そうだ、河口湖へ
そう、、俺の耳は囁いている
外は晴天なりて時は注さず
刹那に愛する衝動の過ち
静寂に彷徨う風

折り返す道で 

いつも感じる

想い出ではなく

名残でもなく

後悔と落胆と

そして、いつもが

途中のことだ

云わぬが仏

2006年3月12日 scribbled
云わぬが仏
当らぬも八卦当るも八卦、と言う。
偶然とは確立、確立とは統計、統計とは経験に研究、
それに研ぎ澄まされた洞察と観察、そして苦悩から
逃れんと喘ぐ宿命を持った者達の思念が織成す世界。

云う事すべてが、後日現実となれば
       それはそれを越えてしまうのだろう。

宿命に運命に使命・・・考えたくも無いことなのに、

見える見えぬは、、、云わぬがいい。

だから、閉じたと言っても

わからないか。

夢の巌棲

2006年3月2日 scribbled
夢の巌棲
ここ数日において、久しくドリエルを服用する。

起動しているに苦痛は感じない俺であるものの、
このカラダがうめき出したのには幾分かの戸惑い、
ふふ、戸惑いミッドナイト♬ってところか。。。。

動かずの次第であったためか、首のあたりが痛い。

それにしても、カラダにカラダ、爽快なりて愉快。

さわやかに、・・・今夜も眠りたく

夢の巌棲に走り込む。
思い付きの頬杖と大量生産たち
ご主人が25歳で奥様が24歳、もうすぐ1歳になろうとする女の子に同居するご両親の5人暮らし。お父様は還暦とか。24歳の彼女は上田市から嫁いで来ているとのことで、数時間の接見での印象はしっかりさんだ。大量生産されているそれらとは一線を隔していると言える。25歳の彼は割烹料理店で調理師、3000円代のお弁当を任される段階の途上ではあるけれど、自分の店を持つ目標に向かっている。
その女の子は、私を見るや「泣いた」、既にそんな時期なのか?

しかし、この二人にして、それぞれのご両親の誕生日が言えない。
落胆めくのは、今更のことなのだが・・・このことで理解してしまう多くはある。

それがどうだってこともない。大したことではないのだろうから

夢をくらう

2006年2月14日 scribbled
夢をくらう
                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
キッチンで冷蔵庫の腐りかけた黄色い牛乳を割れたコップで飲んで目が覚めた。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

キッチン
夢主の現状の問題、家計や経済状況をあらわします。状況によって判断は様々ですが、食事をするのは家計が潤うこと、食事以外の行為をしているのは、その行為が家計を圧迫していたり、負担になっていることをあらわすことがあります。

腐る
ココロの中に漠然とした不安要素があるようです。何か気がかりなことがあるのかもしれません。また近く悩み事ができたり不運が訪れるかも・・・。特にあなたが女性なら乱れた性生活をしていないか見直しを!

牛乳
愛情、栄養をあらわしています。ミルクがこぼれるのは体力の低下や愛情が冷めることを告げています。冷めたミルクも警告です。日常の食生活を見直してみてください。

冷蔵庫
秘密や後ろめたい状況をあらわしています。冷蔵庫に入れたものはそれが何かを示しています。秘密の共有という意味もあり、人間関係への警告をあらわしています。

食べる
夢主の創造的なエネルギーと発展を暗示します。状況により様々な解釈になりますが、一貫して幸運を表現します。夢で食べたものが、夢主の健康のために必要な栄養であることをあらわしている場合があるので、忙しい状況の人なら、実際にそれを食べるようにしてください。

味・味覚
夢の色彩と同様に夢主の感情やその変化をあらわします。甘みは気持ちが満たされること、苦みや塩味は嫌悪や不満をあらわします。食べ物の味を憶えているなら、その食べ物がキーになります。食べ物が象徴する物事に関して、夢主の現状の気分や感情をあらわしています。


緑色、黄色は注意、警告、保護、財産をあらわします。夢全体が黄色や緑色、または黄土色や茶色になっているのは、疲労や睡眠不足を反映することがあります。

食器
食器はあなたの日常生活の中で親しい人との関係をあらわします。食器を買い足すのは、家族の喜びごとがあるという意味。汚れている食器は身近な人の中に嫌いな人がいるというしるし。食器を割るのはトラブル発生の暗示。

ミルク
こぼすのは心配事の解消。飲むのは経済的に恵まれ、愛情を得る。

冷蔵庫
隠し事のシンボル。中に入っているものは隠しておきたいこと。

コップ
空のグラスは願望が叶わず、不満に思っていること。中の液体が沢山入っているほど心も満たされる。グラスを割るのは喧嘩や別離を暗示。


自己顕示欲、直観力、病、偽り、嫉妬。

コップ
飲み物が入っているコップの夢なら幸運を暗示し、愛情やさまざまな欲求が満たされそうです。また今の生活が安定しているしるしです。しかし何も入っていない空のコップや欠けていたり汚れたコップなどの夢なら、運気の低下を暗示します。何かと欲求不満を感じてイライラしそうです。

飲む
何かを飲む夢は、欲求を満たしたいと思う気持の表れです。運気は上昇の兆し。物事が順調に進んだり、心配事から解放されそうです。しかし夢の印象が悪かったなら、悪い変化の前ぶれかもしれません。体の不調を知らす場合もあるので健康にも気を配りましょう。また何を飲んだかによって意味合いが変わります。飲みものの種類がわかるならキーワードで調べてみましょう。

牛乳
恋人や家庭など大切な人からの愛情を求めているようです。もっと愛情がほしい・甘えたいというような気持なのかもしれません。よい印象を受けた夢なら欲求が満たされるなど満足感を得られそうです。

キッチン
家庭内が平和であること、また、それを願う気持の表れです。特に親と子のつながりを表し、母に対する思い、子に対する思いが強いことを表します。

冷蔵庫
あなたの金運を示し、夢の中で清潔な冷蔵庫に食べ物をいれる夢なら金銭的な幸運をもたらすでしよう。しかし、乱雑だったり腐った食べ物が入っていたり、空っぽの冷蔵庫なら、金運の下降を暗示します。

割れる
周囲の人との関わり合いなどに疲れているようです。そういったわずらわしさから、スッキリ解消されそうな兆しです。

黄色
黄色によいイメージがもてた夢なら、あなたが陽気な明るいココロで周囲のみんなと接していけるしるしです。よい人間関係が期待できるでしょう。しかし、悪い印象の夢なら、しばらく感情の起伏が激しく平常心ではいられないココロの乱れがあるでしょう。また、何か狂気じみたものを示す場合もあります。

ル−ラの夜景

2006年2月13日 prose
ル−ラの夜景
夜も明けぬ時に、ふと、思うこと
眠れない俺も もう、すぐには
寝れるのかな と

思い出すことばかりが多すぎて
その続きを 明日に続けられない
そんな自分になってしまったことを
知っているから

少し前まで 語り合っていた 君
君ほどまでは深刻ではない 俺で
ごめんね

ル−ラで地球の反対側に飛んで行ければ
いいのにな と思ったりして

ふふ、ル−ラは使えないか

君も俺も いって いないから
夜景と星屑とSEXと手洗い
俺は外から戻ると、その度に必ず手を洗う習慣があるが、最近気付いたことに、手の甲を充分に洗っていないように思えた。以前の担当者などは、肘まで洗わないと奥さんから食事の許可がでません、という話を思い出すが、そこまでの医療手洗いには及ばない。だが、その話のエッセンスは、どうも夜の営みの「ご許可申請手続き、その1」であったニアンス。ふふ、何とも・・・

引き出しが古いのだが、その手洗い、自称モテ男のエッセイ本には、「夜の店でトイレから戻る時には洗剤の香りを残せ」なんてのが書いてあった。おしぼりが出てきても、「拭うではなく当てる程度がよい」ともあった。夜の街にデビュ−仕立ての頃、意味も解からず実践したものだ。アルコ−ル、タバコ、香水の中にあって「石鹸臭」はさっぱりとしたものではあっただろう。お姉さんたちは敏感のようだ、そういうものに。

大抵は飲みつかれることもなく、しこたま飲んで店を出ると、冬の温度は心地よく、見上げれば星が見えるよな見えないような、いいや見える目でと星がまばたく。

風が本のペ−ジをめくると、「男度数が上がったところで夜景を後にする」と書いてある。
当時の著者の年齢に近づいた俺には、今、その星屑が見えるようだ。

夜の灯りが

2006年1月15日 scribbled
夜の灯りが
ふと、思い出す・・・子供の頃のことだ。
悩める同級生のその話を聞き、俺はこう言った。
「悩んでる内はまだいいんだよ」
「希望があるということだから」と。
その翌日、彼女は晴れ晴れとして「ありがとう」言った。

こうした相談を受けた場合には「更に悩ます」と、する
方が良い方法のひとつと知ったのは、かなり後になって
読んだ本に書かれていた。

俺は彼女に、何をかしら応えてあげられたのだろうか?

現在の俺の仕事では答えを出してあげないといけない。
いやいやそうではない、導くでなければならない。
しかし、「知らない・分からない・迷っている、そして悩んでいる」を
まちがいなく一度拡大して、尚、選択肢を拡げる手法をとっている。
その世界に踏み込ませたならば、それらの問題は俺の問題へと
摩り替わる。そして、同調したタイミングで明快に答えを出す。
おおむね相手に残るものは感動だ。

多くの場合、悩めるウィルスこそは「頼る心」にある。

闇をみては落ち着き、青空を仰いでは哀しむ。
人は変えられなくても、自分は変えられる。
変化が常態と考え、思えるならば少しは楽になれるだろう。

歩き出すまでに、夜の灯りが消えない内に、時は風と過ぎる。

I give it to 撫子&Thank you

あした

2005年12月23日 prose
あした
俺が君には一番なのさと、思うんだ

君は、 ううん、 そんなことに耳をかさないよね

でも、 大切なことなんだよね

君のことを、 こうして、 思うヤツがいるってこと

夜はいっだって 訪れ去っていく  俺は逃げないよ

雪でした を歌ったボックスは ガッツ!

でも、大切なことなんだよね

二人だけの、遠くて、探り当てるあのことさ

音のない景色に止まらない 時間とどめてた

君の 君の 君が 残そうとした君の 今日

昨日までの 俺も 君に そうして 歩き出す

聖人の三行半

2005年11月27日 scribbled
聖人の三行半
彼女は「あなたと私では味覚がちがい過ぎる」だったか、「味音痴」とか言われたか、
もう、今では残念な事に正確なセリフが定かではない。

たった、一度だけ、彼女の部屋で手料理をごちそうになった。(うまかったよっ)

俺は、ただただ、それが申し訳ないくらいの気持ちと、意外にも作ってもらえたことの感動と、
その驚きで美味しかったのだ。
正確には上手いと、言うのは心であり、舌は差ほどでもなかったことが正しい。
しかし、まちがっても不味いものではなかった。

こんなことを、思い出すのは今夜が初めてではないが、あえて書き残しておこうと思う。

年甲斐も無く俺は、子供のようにテ−ブルに差し出された料理を、彼女を待つことなくパクッタァ。。。
わかってもらえないだろうか、この飛び付いた感じを!嬉しかったのだ。

その反感か、その他のことも合わせてかも知れないが、彼女はいつかそのように俺に言ったのだった。・・・
そう思っている。たぶんに、彼女自身において、不味い出来であった認識があったのかも知れない。
彼女にして「失敗」。・・・このことが、と、俺は、今、いや、この先も思い込みのままだろうが。

彼女にして、「美味い」はウソであり、冒涜の軽々な発言のひびきだったのかも知れない。
多くの軌跡とドラマチックであったかも知れない4年という部屋空間マイル−ム。
決別の手料理だった、その事の少し前の最初で最期の、ここに居座ろうとしていた者たちへの。


土日の18時、10チャンネルの1時間はゆるやぎの時間であり、絶対の美味いもの時間である。
何を食べていようと、何をつまんでいようとも、美酒たりて美食となる時間であるからだ。

料理、料理上手はと言い、料理上手はと想い、つぶやく。

聖人も落ちたぐらいならば、俺が落ちない訳がない。

料理、料理上手よと酒を食らう三行半かな。
夜明けに眠る習慣
聞き出したり伺ったりと、その人を観察想像することはとても愉快な事だ。
しかし、自身についてあれこれと尋ねられるのはキライではないが、虚栄がそこはかとなく見え隠れしたりする感じがして、そのような状況は好まなくなったというのが近年だ。
脚光を浴びたい意欲に減退はないものの、逆の「その場に立たない」スタイルを取るようになった。ふふ、減退どころか増幅したとみるのが正しいらしい。ま、大昔からY・Tなどを始めとして、最近ではレコ大に連続して出演しなかった彼等と同じ。結して愚弄するものではないとしても大いに目立つものだ。

ただ、先日のことだ。普段から思うこと暫し、ある女性にその事を率直に聞かれたので答えてしまった。
どこかしら好みを露呈するようでイヤではあることなのだが。

「女性のスカ−トとジ−ンズではどっちがイイと思います?」
「ああ・・・スカ−トですね」

勢い長い講釈を垂れたくなるフレ−ズなのだが、その先までは言わない。しかし、「制服」という群集心理に囚われたるような・・・ふふ、止めておこう。らちもないことだ。

個性といえば、つい最近のことなのだが、ロスに50年、中学に進学するタイミングで和歌山から家族で渡米し、定年(時計・宝石・貴金属)を機にこちらに住み付くことで帰っていらした女性をクライアントとして紹介された。
まだ、2度ほどの面談時間しかないが、俺としてはめずらしいこともあり興味津々。英会話教室を開く予定で話は進んでいる。簡単に彼女のイメ−ジを伝えるとすれば、ビジュアルは女優の有馬稲子を派手に、声はおおらかに大きくよくとおる話し方、そしてヨドミなくはっきり言う。髪はブラックで洋服は色合いがハイカラ−、化粧はどこかが違う・・・こちらで例えれば、お水系とでも言えば分かりやすそうだ。
若干、中国系に見えるふうは何なのだろう?
ふふ、英語を聞かせてもらったが異次元空間に落ちた錯覚がした。TVではなく、目の前で普通に日本人のおばさんが話す映像と音声、国内感覚だけの俺には不思議なのだ(@_@;)黒船来航って時代の人の気分に触れる思いでは、ある。

黒船来航って言えば連想されるのは夜明け。
この闇の部分が上がるか下がって見えるか、それは時として変化するようだ。
そして、この62歳の女性から学べることが多そうな気がしている。
とりわけ、いろいろ聞いてみたい。所詮、男は女に学ぶ人生だとも思っている。
電子仕掛けの彼女
アドレスと言えば、携帯を変えて半年の9月末まで、現在の番号に変わったことをアナウンスしていた。
思っていたより弊害、支障はなかった。
如何に個人的用途の色が少ない、かということがよく分かったような気がしている。

変わったと言えば、メ−カ−を当然変えている訳であるけれど、しばらく経って「思い当たらないメ−ルさん」が
数多く送られて来て大変な迷惑を被った。よって、今は登録者のみ交信が出来るように設定してある。
ささやかなる会員制ってところか( ̄0 ̄)ゞ

登録と言えばパソコンのメ−ルアドレス・・・気が付けば通常の2口以外に、オンラインゲ−ム用が61口にも
なってしまっていた。多分、ゲ−ム用は増殖を続けるんだろう。
メモ用紙2枚にはユニ−クなアドレスがぎっしりと書き込まれている。
面倒なことが面倒だと感じつつ楽しむ俺は利口ではない。よくも、考えるもんだと。

面倒と言えば、車での時間が多いため、先月買換えた車には「車翼システム」に伴って、電話もメ−ルも
ハンズフリ−にした。特に、メ−ルを車が読み上げてくれるのには複雑な気分だが楽なものだと思う。
ほとんどは業務連絡なのだが(#^.^#)

楽と言えば、ナビシステム。先代の車でもお世話に大変なったが、新しい彼女はボイスコントロ−ルで行く先
を落としくれる。話し掛けるコツが多少あるものの、夜の会話はなんとなくいいものだ。

ふと、SF小説を思い出す。学習機能(人口知能AI)を搭載している女性型ロボットは、ある日、隣の夫婦が
朝の出掛けにハグする様子を垣間見る。
繰り返されるその光景に、それが人間の女性の在り方であり、習慣的儀式儀礼とも更に認知した。
翌朝、彼女は自分の主人を抱き殺してしまうというショ−ト。

そのロボットに、どこか微かに慈しみのような感情と憧れを感じる俺は空しくさみしい人間かも知れない。

さみしい・・・TV電話を1度も使っていないことかぁ。(ーー゛)

気まぐれにまばたきをする、この彼女が、いつも映っているだけなのだ。

< 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索