私は行ったことがないから知らないのです、そこを。
 
 ありがとうに
 他ならないままで

 突として然として
 君のいない世界へ
 くらい くらい

 海の底へ
      海の底へ

 ありふれて
 ありふれたなら
 とどまらず
 ありふれるまま
 吹き過ぎるだけ

 疑惑と己と君と僕と私と貴方と誰かとそれぞれの自分に
                    

長い沈黙は闇にうたい
沈黙は沈黙をきらい、撥ねる
撥ねるの扉は真実を見逃して
きっと、浅はかな自分を許し錫

許し錫は、遠き懺悔に恨みを抱き
抱くは、母の回帰に近く遠い。

はるかな、はるかな海の広さにも
疑惑は疑惑を叫んで、繰り返すんだ。

今ある、自分と己と僕と私と貴方と、
誰かとそれぞれの記憶の怨念たちよ。
語らずに微笑んでいるんだよね。

そ、思える時がいちばん
そ、思えなくてもいちばん

事切れるまでのことだから。
長い沈黙は闇にうたい
沈黙は沈黙をきらい、撥ねる
撥ねるの扉は真実を見逃して
きっと、浅はかな自分を許し錫

眠れない夜は、
いつも、
俺には
やさしい
の、
だから

Good Night

キャットナイト

2007年8月25日
キャットナイト
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
救命病棟より5日目の帰館
 自分の眉を直視出来ぬよに
 ひとを感じても
 自らを視ることは難しい
 いや、見当はずれが
 神の思し召す有り様

 この肉体が弾けるままの精神世界にいた若い頃には、
 知らず知らずに反しを与えていた所業は、
 丸い世界を知る扉を開けた時より
 諌める力を得たように思っている

 日常より奇異なる予想を断片的に語る俺を、
 知らぬ人はそのまま、ながめていることだろう

 確立が高いのは、


 今年は3の倍数にて亥の五黄
 だから、自らが視えているのか

 ほっと、していることは
 誰をも恨んだ感情が現在俺にないこと
 必ず反ってしまうからだ。

 ありがとうと、この先を清めて

 来月は三度の富山で充電、しなければ

五季の途中

2007年6月29日 scribbled
五季の途中
 新しい何かを得んとする時

 古いものから失うとは限らない

 時に、古いものを得て新しいものを捨てる

 そのように、とても、決まった約束が、あるはずもない

 わかっていることは

 そう、嫌なものから捨て去るということ

 とても 大切で 大事で あった ものでも。

 仕方なくポケットの数は変わらないから

 大事なものを失くし、どうでもいいものを拾う

 そういうこともありで・・・・・・

 その時その時の、言い訳に終始するものかも知れない

 幼いとは、今の自分に、知り得るはずもなく

 五季は巡り 繰り返しを返さず、

 他を反せずとも、ミクロの我は宇宙のごときの、、、、

 今だ、子供のいきを出ず
五月を過ぎる想い
                              
 毎年の事と言えば
 それは 繰り返し

 会うことなどなく
 声すらとどかずに
 文字すら見えない

 変わらず元気です
 かと聞いてみたい

 それぞれの生活に
 それぞれの時間が
 別々ではあっても
 この五月はおなじ

 もうすぐ六月で、
 また すぐに、
 別の想いも訪れる

2007年5月6日 scribbled
朝
 
 忘れて下さい・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 思い出しもしないが、忘れもしない

天はニ物を与えずという誤り
アリフレタ カンジョウ ト シテ
ヨクアル ハナシ ト シテ
イイツタエラレテキタ コトバ ノ ムレ

カオ ハ スベテ ヲ モノガタル モノ
カタチガアリテ カタチヲ ナサザルコト
ヒョウジョウ ノ ナカニ ホントウハアル

カモメ ハ カモメ
シコメ ハ シコメ

ソウ ナノ デ ショウカ

三夢意

2007年4月23日 scribbled
三夢意
 不思議なこともある、この俺に・・
 三夜に続けてその夢を見ている事だ
 しかも、同じ繰り返しではなく話は
 まるでショ−トのようにツナガッテイル

 どこか遠くから電話が掛かってくると、
 その初老の男が俺に聞きただす............
 「12分合わないんですがあなたが原因ではありませんか」
 と、直後に二人以外の女らしき影が「ヅン!」と電話を切る

 次は俺一人の場面で掛かってくるかも知れない。

 「12分合わないんですが」
満ち足りて不足する
 こんな俺でも、ふと、さみしい

 淋しいと感じてしまう時もある

 満ち足りた後は、特に、そうだ

 取り分けて、何でもないような

 普通なことであってもだ

 さみしい

 背中にインドメタシンハップを

 うううと、腕をねじる合間に後

 貼り付け終えた身体には爽快感

 沈むような、この音のない響き

 俺だけには聞こえる

傍若無人な春

2007年4月10日 scribbled
傍若無人な春
 暖かくなると、恋しくなるもの

 誰の想いを窓に映すのだろう

 冬の夜が 恋しい

 冬の夜が 待ち遠しいと

通夜に詠う

2007年4月4日 prose
通夜に詠う
                               
 生涯に独身
 紙一重にて
 誰がために
 生れ落ちて
 なぜに去る

 穏かな
 桜咲きたる
 君の俳句

       

懺悔の値打ち

2007年3月28日 scribbled
懺悔の値打ち
                               
 昔々、漁師とおかみさんが、
 汚くて小さな家に住んでいました。
 漁師はある日、一匹のカレイを釣りました。
 そして、海へ逃がしてあげました。
 それからはいろいろな事がありました。
 でも、漁師とおかみさんは、今までどおりの
 貧しい生活を送ったということです。

SOU

2007年3月22日 prose
SOU
 気付けばSOU
 何気なくSOU
 思い出してみて
 振り返ってみて
 思いめぐらせて
 遠くを見るかの

 忘れないものだ

 今日だったよね

 SOU
三原色に立向かうカメレオン
                              
 ああ、あ、って言いながら欠伸は出て、それきりで戻らない

 返す言葉に笑いが転んだら、何のことやらどうでもいいよね

 たどり着けないのは俺のせいだとして、行きとどかない君は

 誰のせいだと思う

 ああ、あ
★☆彡 スタ−ライト
                                
 鏡をながめるのではなくて

 鏡の中の瞳を見つめ続ける

 悪魔のような白色の天使が

 やがて笑い出す

 スタ−ライトのように
真夜中にラブソング
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  
 抱きしめて 抱かれてしまえば もとの二人には戻れない

無痛の空間に

2007年2月27日 prose
無痛の空間に
 アリが死んでいる 

 角砂糖のそばで

寝ましょ

2007年2月22日 scribbled
寝ましょ
脱ぎ捨てる快感、を

知ってる、よね、君。

そして、

高熱、熱い、寝てる

、俺は、

安心する

寝ようとする努力に

意味が付くからか、な。

華の匂い

2007年2月15日 scribbled
華の匂い
狂わされるとは、あんな匂いを、言うのだろう
作り物ではない 花のような体臭
名付けて“K”不滅の男を覚醒させる........

魔性に気付かなかった俺を誰が責められようか
あざけるは小さな子供のお伽話の中に捨てよう

無理にも笑えない

俺としたことが

ちがう空に風よ

つれていくといい

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