休日とオリ−ブオイルと男心
小瓶のオリ−ブオイルと使い込んだ布で箸を磨く。
コレクタ−手前までだが別物に思えるのが不思議。

あちこちの高級割烹の店へ出かけても料理の寸評は一番最後だ。
目で始まり、目と舌で終える。
そもそも、美味しい日本酒に料理なのか、美味しい料理に日本酒なのか怪しいところ。

隣人は言い除けた。
「おまえ、目で始まり目と舌で終えるんだ」
「女で始まったから女で終える」ってのはどう?

俺は言い受けて、「隠れて終えたい」と返した。

休息の合間

2008年6月7日 scribbled
休息の合間
 最近の俺はケ−キを食す。

 普通に注文する俺は誰?

 間も無く船中八策に至りて

 店の箸を二膳買い求めたり

 今日の鬱憤を飲み干したる。
置き忘れの通知
 忘れ物、と、女性が声を掛けている。
 
 それを、見て、聞いて、俺は想い巡らす。

 いや、忘れ物って何?ってだけのはなし。

 ふふん。

 /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 路上で言い争いをする30代の男性二人。
 傍らに歩み寄った女性が、何やら参戦??
 女性がその一人の男性に対峙しだした。
 タイミング、俺はその横を通りすぎる。
 会話の名詞でどうやら兄妹らしく、代わった男性はその妹の夫らしく。
 それを、見て、聞いて、俺は想い巡らす。
 さて、何が原因なんだろ?
 ああん、愚問であった。。

 いや、羨ましい?ってだけのはなし。
 ふふん、ふふん。
 だ

 

欅の道

2008年6月4日 scribbled
欅の道
 あれもこれも世は物価の上昇が収まらない。
 来月からの更なる殺到も昨年の決め事通り。
 何かの前には混乱が必要であり右往左往と、
 させておかなければならないものだ。
 右を向いた瞬間に左で仕事をする。
 左に向き変わった時に右も思い切り変える。
 これで「もと」のスケ−ルはリセットだ。
 衆愚と成すは衆愚である事を忘れさせる事。
 いよいよ、はじまる。

 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 夜明けにほったらかし温泉に浸かり、眼下のまちと
 富士の御顔を眺める。朝の安静にすずめたちと語る。
 去来する時間に誘われて無言館へ。
 ただただ遺品に、葉書に、何度も何度も向かう。
 そして、欅の道と千曲川尼が淵城。
 常に変わる己の軸の常態を確認せん。

 集まりたる気配の中を数分で抜けた。

手紙

2008年5月29日 scribbled
手紙
 遠く遠く 離れていても
 君が泣いた時は 会いに行くよ

 いつも同じ電車で 人波の中へ
 都会なら 夢は叶うと信じてた

 遠く遠く 離れていても
 君がそこにいるから 僕は行ける

 「次に会えるのはいつ?」電話の向こう
 ここまで 一体何をしに来たんだろう・・・・

 次に会える時には 一歩でも前に進めてたなら
 そんな自分を見せたい そんな自分で会いたい

 遠く遠く 離れてるから
 余計愛しく思う どんな時も

 遠く遠く 離れていても
 君が泣いた時は 会いに行くよ

 どんな時も 会いに行くよ

                  by 諫山実生



偽書の理と別物は女かな
 立川から岡崎へ
 岡崎から金沢へ
 金沢から松本へ

 松本から塩山へ

 浸かるもいいし
 灯たるもいいよ

 そして、水上へ

ガラスのひと息

2008年5月22日 prose
ガラスのひと息
 あまりにも靜かでは物足りない
 でも、騒がしいのや賑やかでは
 しあわせなようで相応しくない

 長いひとりのリビングの空間に
 そろそろ温もりを添えてみたい
 なんて、気弱な気分も今更だし

 でも、君たちは何思うことなく
 慎ましく ご機嫌に並んでいる

 午後の音が途絶える隙間をみて
空きビンの情景
 目を以って綺麗と言うやに
 目を持ち合わせずに語りて
 したり顔の案山子に勝らん

 肌を通じて感じると思えば
 目を持って歓喜の道に入る

 熟(な)れない者と熟(う)れた者の間
  
 触れる指ひとつで いく

 まちがいなく出来る事やに

 溢れる命道への銀の絨毯と
 暫らく鎖されていた根源の
 変身に連れ立って匂い立つ

 素晴らしきかな天明の如し白龍が舞い下りて駆け上る
あるがままのいきかた
 火傷をしても 懲りない
 なんてのは、
 知らないんだよ

 子供は火傷を知らない


http://www.youtube.com/watch?v=nuxT_7JE5zY&;

予知夢正夢

2008年5月14日 scribbled
予知夢正夢
 昨日は18時間の睡眠が続いた
 喉が膨らむこともないまま。。
 ありがたい

 ただ、緑色した頭のお婆さん、
 なぜ?現れたのか
 それがよくわからないままだ

 5月9日の夢だった
スウィ−トホ−ム大阪 5
電車道 電車道 電車道 路電が走っていたんだ。
裏側にはこの線路、線路、線路、変わらず続いている。
大きな橋の上で俺は今も、どこへいくの
電車、線路を 見つめているよ。

初めから越えていくものなんてないんだと、知ってた
あの日の少年に、明日出会う。
電車道で

あの日
http://www.youtube.com/watch?v=UvSIkAEnBUo&;;
メドレ−
http://www.youtube.com/watch?v=Kc0O9y_mNUU&;;
スウィ−トホ−ム大阪
http://www.youtube.com/watch?v=PU6GGg1CmIw&;;
月のあかり1997
http://www.youtube.com/watch?v=3iIZj7R3JmM&;;
神の国まで
http://www.youtube.com/watch?v=25YPqjFUt7s&;;
スウイートホーム大阪  4
あたり前のように、眺めてたし、
悪びれては、ありふれたように、
見過ごしていた、通天閣だ。

ピカソから?
と、ふざけた噂を受けた事もある、あの太陽の塔がみえる。

この写真と同じようなピントで、彼が脳裏に記憶したとして仮定すれば、
通天閣がイメ−ジモデルではないかと、愚想してしまうのは俺だけだろうか?

ちなみに連想するエレキングは約3年前に出現している。
ただ、円谷プロが太陽の塔に関わっている事実は不思議と言えば不思議だ。
また、マジンガーZは約2年後の72年に登場している。

肝心なことは、俺が今写している直ぐ後ろに住居があったこと。
それだけのことだ。

ふふ、おしゃべりが過ぎたかも知れない。
スウイートホーム大阪  3
 T2で見掛けた彼女は........
 他人の空似ってことなんだろな

 足を棒にしてチェックイン
 最上階の部屋のカ−テンを開けると空にUFO???
 太陽と月の抱擁のようだ

 USJはやはり平日が良かった
スウイートホーム大阪  2
 親子と思しき二人が俺の左隣に腰掛けた。
 息子に親父は唐突に「砂の器」の主人公の生い立ちを話し出す。  
 この町のことも。
 俺はこの町を出たが、似通った境遇の事を人伝に聞かされるのは意識が 起とうというものだ。

 俺が住んでいた部屋も映画のワンシ−ンに写されていた建物も、今や現存していない。

 俺にとって人と物が変わらず残されているのがここ。
 スワロ−だ。
 俺のコテコテのしゃべくりを知るのも恵美さんだけ。

 しかし、遠視の法則は変わらずとも、時は進んでいく。

 そして、年の放れた異父姉はどうしているのだろう。
 探せの啓示は未だ降りずのまま...................

スウイートホーム大阪  1
 俺自身が写っているなんて
 わからなかったr(-●_●-)
 これで2枚目かな........
 しかし、蟻だよな?
 
 

 快感者

2008年5月4日 scribbled
 快感者
語らいもなく過ぎて去く時間に俺は言いようのない未練と哀愁を追いかけていたそんな事は繰り返し経験したくはないと思いつつその瞬間から新しい時間は切れていないかのようにやって来る左手で制止右手で抱き込む俺はエピキュリアンなのかも知れない自分に知ったかぶりをする月に微笑み陽を睨むそうした事で俺の中の時がずれて行くいやずれて往けばよい
密室のマスクたち
 世の中で何が怖いかと言えば........に決まっている
 だから、デパ−トのエレベ−タ−には安易に乗らない
 昔だったら俺は井戸に行けないのかも知れない

 リメイク

2008年5月2日 prose
 リメイク
 どんな表情なの
 どんな想いなの

 君は堪え切れずに 
 君は抑え切れずに
 立ち止まっている

 わがままを通す度に
 思うがままにならず

 そう、悩みは尽きず

 とにかく眠りなさい
 さあ...眠りましょう

 
 朝に辿るヨタカ
 重暗いドアを開けると水色の世界が広がり
 夢の中では親に高飛車に説教する俺がいた

 俺はその自分の形相と声で 目が覚める
 真夜中のマイソングに高遠にてサクラ
 きのうからきょう
 きょうからあした
 あしたから

 かわらないでいたい
 おれのうた

 おれのうた
 かわらないで

 いつも、
 きみが
 いるかぎり

 うたっている

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