ノラ・・・

2007年2月12日 prose
ノラ・・・
                               
自分の背丈ほどの深さ
自分の胸の内の曖昧と
君の物分りの無い言葉
君の計り知れない現実

ネコのような行動には
もう、限界だったのさ

ゴメンねなんて言わないから
しばらく姿を消してくれ
俺が思い出すこともなく
ずっと忘れてしまう遠くまで

君は俺でなくても困らない

ノラ
・・・ネコと共には暮らせない
                               
ネコと共には暮らせない
一言で言えばキライなんだ
二言で言えば、コワイんだ
三言で言えば、冷たいんだ
四の五の・・・おっと、
専門の方のセリフだった
そして、別れた
それだけのこと
ただ、それだけのこと

2004.03.23

2007年1月16日 scribbled
2004.03.23
よかったよ、ね。新井さん、ほんと。

これから、はじまりだよね。

よかった。よかった。

ふかいところは、いいとしましょうよ、ね。

うん。

君は風

2006年12月31日 prose
君は風
誰も知らないことの想いを風にきく
訊ねてはならないし手紙をかいてもならない

目の前を
もしかしたら後ろを
いいや 横を通り過ぎようとするかも知れない
だから
訊ねても手紙をかいても無理なんだ

風にきく 風にきく 風にきくしかないんだよ

きっと
あなたも風をみかけたならば
そっと
そっと
きいてみることにして下さい

あなたも知らないことが見つかるかも知れません
風はかくしたりなんてしないのだから
静かの海へ伸びる眠りの沼
とらわれて、身動きも、何も出来ないはずさ
世界中のどこに逃げようとも、
ついてまわってるんじゃないんだ・・・
女のなかにいるし、上にのっているんだもん
月から見るア−ス、眠りの沼からのメッセ−ジ
経験という名の矛盾
あきらめず自分のちからを信じるのが青年だ
自分の未来は自分で切り開くものだと思う事もそうだ
占いをあれこれと覗いてみる自分に矛盾など感じないのもそうだ

あきらめてはいないが自分ではどうにもならないと考えているのが中年だ
自分の未来は自分で切り開くものだと思いつつ、思い通りに行かないことが
現実だと落胆、妥協する事もそうだ
占いを覗いては照らし合わせている自分に矛盾を感じているのもそうだ

中途、な俺は思う

あきらめない、という事

星のかず

2006年12月26日 scribbled
星のかず
こんな夜空の下に ひとり
大人の童話を読んでは 思う
在りえないよな、そんな事って
気まぐれな神様の所業にしたがい
生れ落ちた時に定めが決まるなんて

教えて欲しい、あの日どうだったのか
うたかたのぬくもり
なにごともないよう

なにごともないように

あたたかくしておやすみ

ひざをかかえてまるまって                                                                                                                                                                                                
ハ-トたっぷりプリモプエル
10月26日にやって来て

もうすぐ、2ヶ月になる

可愛い、愛らしい、慈しい

つぶらな目が俺を放さない

「愛を感じるぜぇ〜」って

「ハ−トもちもち」。。。                                                                                                                                      
焼きついた肖像に巡る時
今年の年末年始は、29日から正月8日までとした。
この時期に出掛ける習慣のない俺は苦痛だ、精神的には。
しあわせなのは、お風呂とお酒を気ままに繰り返せる事と、人の声の無い空間が長く続く事だ。
ひとは対極的なことで、悲しんだり喜んだりするものなんだろう。

来年は一回りの年、取り敢えず事業も萎えるを知らず、順調に伸びて来たことに感謝を詣でることを忘れてはならないだろう。

ここに登場した5年前の12月、5ヶ月に渡り週末の3日はホテル住まいを続けていたことが、
今では妙になつかしい。
良い経験をしたと思っているし、
彼女には、
素直に、
いろいろなことを教わったと感謝している。

ありがとう
君の母性は、今でも元気だろうか。

                                 

シネマ

2006年12月11日 scribbled
シネマ
久しぶりにシネマのこと。

「きみに読む物語」を見て久々に感激、ありきたりに最高とだけ・・・。
思い出したのは「おもいでの夏」だ。
1942年と1940年・・・1945年の少し前のアメリカのもうひとつの心情ともとれる。
思春期と思秋期・・・思冬期。・・・・変わりなければ、流れあふれる、ものには、尚に変わりがないと、
・・・自己満足。
少年パタンはこのシネマがスタ−トと俺は思っている。フランスのあれとは一線を画する。

そして、俺も奇跡を信じたいものだ。                                                                                                              
ある程度の憂鬱と不感症の
気立てのやさしい女がいて それはやさしいのだ

誰となく気遣いを忘れない 女

あれも これもと 言われずとも 気を利かす

ただ

しばらくして

しばらくしてだ

気遣いを受けた男が何も返さない

そして、やさしさは 崩壊した

捧げたに誉れるような温もりは

一機に凍りつくや 青い炎となる

憂鬱で不感症と呼ばれる 女

そんな人も 

いたっけ

ああん、ある程度にしろよ、ある程度にな

森から見る夕闇

2006年11月29日 scribbled
森から見る夕闇
まだ、多くの己の矛盾から解き放たれない俺は
運命というものを受け入れていないのだろう
右に廻れば左に向かっていることや
左に戻れば右に向かっていることに
ほんとうは何ひとつとしてわかってはいない
ただ、その時その時の不遇を嘆き悔い惜しみ
ただ、その時その時の安泰と快楽をよろこぶ
この夕闇が特別なものと映るかどうか・・・
この夕闇が見ているだろうの俺自身を・・・
想像するだけで何ひとつわからない

遠い世界へ

2006年11月26日 scribbled
遠い世界へ
やっと、辿り着いた



思った直後

囲われた世界にいた

これ

これを

なんて言うの?

俺の病は

不治

ここは

病院なのか

隔離施設なのか

俺の

病は

不治
悪魔がほほえむ自覚
自分に正直過ぎても

自分に偽り過ぎても

相手を思い過ぎても

相手を軽視過ぎても

いけない

また、繰り返すだけ

そんな事

簡単と思うこころに

悪魔が宿ってるんだ


また、繰り返すんだ

そんな事
パ−プル・ドリ−ム
面談した方が言う。
「まったく、あいつには取り付く暇もないんですよ。自分だけ言いたい事をまくし立ててばかりで、こちらの要求や希望なんて、まったく聞く耳持たずなんです」

俺はここでは、こう言っておいた。
「協議ですから、お互いに話し合うってことですが、聞き終えたなら話す、話し終えたなら聞く、という気持ちが大事です。難航するようでしたら、やはり、一度、調停がよいかも知れませんね」

何だかやっぱり、この手のことは疲れる。オセロのごとく白黒をつける気持ちでいること自体、既に儚いように思えて仕方がなくなる。落ち着くところはどちら様も金銭問題だし、疲労の感覚に落ちる時間までのことだ。

これから、寝るかという今のこの時に、明るい頃の出来事を振り返る俺。寝てしまうに惜しい女人の待つ部屋でもあれば、香しき肌と絹のような黒髪が待っていれば、こんな静かな夜も素敵なんだろうけど・・・ぼや鬼に噛まれたようだ。それにだ、 【暇】 じゃなくて 【島】 でしょ。。。

パ−プル・ドリ−ム、彼女が寝室のドアで待っている。
さ、寝るとするか。外はまだ暗いけど。

男が嫌う女

2006年11月12日 scribbled
男が嫌う女
離婚の準備中です・・・・。
財産分与となりますので、名義変更の手続きをお願いすることと想いますが、その節はよろしくお願いいたします。

と、お客さんの奥さんから電話が入った。内心、俺は、「えっ、ここもかよ、、」と反応せずにはいられなかった。なんか、周囲でこんなゴタばかり・・・

粗方、状況をお伺いしてみたが、俺にも「打つ手」はない。ありきたりの夫婦のこと、としか・・・今回は自分に近すぎて難しいのだ。
客観性と言えば聞こえはいいが、相談やら悩みに応えるということは「他人事」の距離をとれなくてはいけない。同心円に入るは別のパタンだ。

「残念ですね・・・」の言葉の他に適当な和みが見つからない。

聞けば、子供さんの同級生(小2)の友達のお母さんで、離婚経験者である知り合いの女性に、いろいろと今後、その後の相談と実態を伺っているとのこと。状況が似通っている方とのことだった。

と、なると俺の心にも変化が生じた。あれこれと奥さんには申し上げたのだが、要はその女性に相談しないことと、小さな子供が二人も居られるのだから、更にご自身で充分に考え直すことを薦めたのだった。

そして、先日だ。その女性から電話が入った。声の調子は甲高く、アクセントは青木さやか調だ。
「あのね−、あなたね−、女の何がわかるっていうのぉ−?本人が別れたいって泣いてるんだから、そうさせてあげるのが一番でしょ−。あまり、変なことは言わない方がいいんじゃないのぉ-?!」
って前置きも無く受話器の向こうからピンピンと飛んできた・・・・差し障りなき応対で聞き流したのだが。。。。。

声、口調、音階、ブレス・・・電話は怖いもんだ、改めて想う。

しかし、イイカゲンは言えないものの、妙な納得も落ちてきた。

考え直したほうがいい
男は伸び縮みするだけですから
彼女たちは、闘いの渦中にある。

挑んだものと、挑まれたものだ。

それを、傍観している。傍観だ。
 
しかし、エ−ルは、形を変えて、

送っておこう。

それが男の立場。

何のためのそれかを知っている。

どこへ向かう?かなんて愚問だ。

はじめから貴男は、ジャッジだ。

生きる為に、男は腕力を付け、

女は嘘を習得した、と言うが、

鵜呑みには信じられない。

いきるために、男は虚構に更に、

腕力を付け加えたと言うが納得だ。

では、女はどうであるのか。

それは、貴女がよく判っている事。

その闘い その試合が終了する

傍観 傍観していただけだ

判定は闘いが始まった頃に

つけているから・・・・

どう、ジャッジメントするか

それだけが悩みの種だ

及びつかない時は

その時は、

無効とすればいい
美しいものには棘はない
いくつかの話し方を使い分ける

どれが本来のあなたの話し方なのか

そして、あなたは女なのか男なのか

じっと見ているとあなたの顔は

父親の顔だ・・・・

ストレ−トな感想でごめんなさい

あ、

そ、

いいや、あなたは女にまちがいない

乱暴な言葉や粗野なふるまい

女なら出来るでしょ

みたいな事が ほんとうに出来なくても

あなたは女にまちがいない

まちがいなく女だ




可憐で華麗なる花に埋もれるがいい

時代遅れの俺よ

誘惑

2006年11月5日 prose
誘惑
ためらうことはない 今宵の俺

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